16年目のリノベーション@東京都杉並区

2008年にお庭を作らせていただいてから16年。

車を入れるために以前はビルドインガレージになっていた1階を車を手放されるタイミングでリノベーションするため、それに合わせてお庭も改修することになりました。

中古住宅をリノベーションされたお家はグリーンのアンティークの扉が印象的で、この雰囲気に合わせてレンガを舗装に使ったデザインにしました。

また、お施主様からのご要望で室内から繋がるウッドデッキと、道路側からの視線を遮る目隠しウッドフェンスを作りました。

さらには室内の玄関土間にあるバイクを屋外に停めるスペースを確保し、ウッドフェンスと同じデザインの扉を設置しました。

それから元々お庭にあるものを活かすということでメラレウカ・レッドジェムを移植したり、ブロンズの蛇口を新たに設置した立水栓に再利用しました。

どうしてもウッドデッキの位置と被ってしまった水道メーターは点検口を作って見れるようにしました。

植栽も16年前に植えて立派に育ったオリーブを残しつつ、ミモザ・パープレア、グレビレア、アガベなど以前とちょっと雰囲気を変え、そこに揖斐(いび)黒石を組み合わせました。

お施主様がゆっくりじっくり楽しみながらされているお家のリノベーションが完成し、植物が成長して庭に馴染んできた頃にまたお伺いさせていただきたいと思いつつ、さらにこれからもお施主様とは長いお付き合いをさせていただけたら嬉しく思います。