白壁にテラコッタ瓦の屋根、ハードウッドの自転車小屋やアイアン扉など、すでにアンティークな佇まいを備えた住まい。その空気感を壊さず、違和感なく溶け込むことをテーマに庭を再構成した。
玄関まわりは既存のアンティークテラコッタタイルを活かしながら面積を広げ、使われていたレンガや自然石平板もデザインを変えて再利用。新たに加えたベルギーの石畳は実際に街で使われていたもので、素材そのものが持つ時間の重なりを庭に取り込んでいる。
道路沿いにはコールテン鋼の大型プランターを設置し、既存の自転車小屋と組み合わせて外観のアクセントに。植栽はアガベやティーツリー、バンクシアなどのオージープランツを中心に、あえて大きくしすぎず点在させた。舗装や土間コンクリートも仕上げすぎず、コテ跡やざらつきを残すことでアンティーク素材との質感の差を和らげている。
完成した瞬間よりも、時間とともに馴染み、風景として完成していく庭を目指した。
施工年月:2025.12 ~ 2026.1
施工期間:12日間





























